MG V2ガンダム Ver.Ka

MG V2ガンダム

 

MG Ver.Ka 最新作 「MG 1/100 V2ガンダム Ver.Ka」 が2015年12月に発売! MS史上初のミノフスキー・ドライブを搭載したVガンダムの後継機が、分離・合体・変形のフルギミックで商品化。

 

2009年10月発売
MG 1/100 LM312V04 Vガンダム Ver.Ka プラスクリア外装
MG 1/100 LM312V04 Vガンダム Ver.Ka
2010年7月発売
MG 1/100 Vダッシュガンダム Ver.Ka
MG 1/100 コア・ブースター Ver.Ka

 

以来、5年以上。しばらくぶりの「機動戦士Vガンダム」から、劇中後半でのメイン機体の商品化。
2015年9月末の「第55回 全日本模型ホビーショー」のタイミングで一斉にメディア発表となった。年末商戦の目玉のひとつ。
2015年の2、3クールは新作ガンダムの空白期であったものの、「機動戦士 Vガンダム Blu-ray BOX」が、ニューマスターポジフィルムによるHDテレシネによるBlu-ray BOX化が実現した点とあわせ、ガンダム業界においては結果的に「Vガンダムイヤー」と呼べるのかもしれない。

LM314V21 V2ガンダム

レジスタンス組織「リガ・ミリティア」が開発したMS群の到達点ともいえる、破格の性能を実現したモビルスーツ。
V2ガンダムにおける機体の最大の特徴として「ミノフスキードライブ」システムが挙げられる。
当初はVガンダムの推進ユニットを「ミノフスキードライブ」に換装する「セカンドV」プランで進んでいたが、Vガンダムの実戦運用におけるフィードバックにより、ミノフスキードライブの出力に耐えられない事が判明。搭載に耐えうる機体構造の練り直しが行われた新設計となり、結果的にVガンダムを大幅にしのぐ機体強度と、ハードポイントの設置部位に留まらない さらなる拡張性を実現するに至った。
ユニットからの余剰出力は、時に背部の解放部から長大なビーム刃として形成され、すれ違い時の攻撃や、機体を覆うように展開させたシールドとして、または発光による編隊の旗印として・・・様々な活用が見られた。
ザンスカール紛争当時としては、破格の性能を実現していたが、ミノフスキードライブユニットそのものの”機密流出リスク”の回避、コスト高 等の理由により、コアファイターは2機のみが確認されるにとどまっている。
但し、上半身を構成するユニット「ハンガー」、下半身を構成するユニット「ブーツ」は量産され、破損や機能不全に陥ったパーツをその場で換装、さらには戦艦や軍事拠点に対してミノフスキードライブの加速を乗せた質量弾としてぶつけるという、機体特性を活かした戦術への応用が見られる。
のちに、対ビーム砲戦能力を強化した追加装備「アサルトパーツ」、長射程ビームキャノンや近接拡散ビーム砲、マイクロミサイルユニットをまとめた「バスターパーツ」がロールアウト。それぞれのパーツは、変形合体機構を妨げずに装備が可能であり、さらにこの2つの異なる性質のユニットを個々のパーツの干渉なく、同時装備した複合形態「V2アサルトバスター」としての運用においても破綻が見られなかった。加えて、エンジェルハイロゥでの戦闘で結果的に数多くの命を救うなど、紛争の終結において多大な戦果を挙げた点においても、奇跡を体現した、まさに「ガンダム」を名乗るにふさわしいモビルスーツだと言える。

リスト